炭の活用法


★水

分量の目安:水1リットルに対して炭約100g

使い方

大きめの鍋などに水道水と炭を入れると、数分おいただけでも、カルキ臭が消えて口当たりがまろやかに。1昼夜おくとミネラルウォーターになる。浄化した水は飲料水や料理に使うほか、コーヒーやお茶、ウイスキーの水割りなどに利用しても美味。

取り替え時期:ミネラルウォーターを作りたいなら1週間〜10日をめどに新しい炭に取り替える。水道水の浄化・消臭だけが目的なら週に一度くらいの割合で水洗い・乾燥の手入れをすれば、約3カ月〜半年は効果が持続する。

★ごはん

分量の目安: 米5合に対して炭約100g。

使い方

研ぎ終えた米とともに炊飯器に入れ、あとは普通に炊くだけ。ごはんがふっくらおいしくなります。炊きあがった後も炭を入れたままにしておくと、保温によるにおいや黄ばみの防止に。

取り替え時期:1回ごとに水洗い・乾燥の手入れをすれば、約3カ月。

★冷蔵庫

分量の目安:一般の家庭用冷蔵庫に対して炭約100gが目安。大きさや中身に合わせて適当に増やして。中の野菜室にも、約100g。

使い方

冷蔵庫や野菜室の中に炭を入れるだけでOK。冷蔵庫の中の嫌な臭いがとれ脱臭剤の役割をします。また、中の野菜がフレッシュなまま長持ちします。

取り替え時期:効果がなくなってきたと感じたら、新しい炭に取り替えます。

★入 浴

分量の目安:一般の家庭用浴槽で炭約1kgが目安。

使い方

網袋など通気性のよいものに入れた炭を、給湯式の場合はお湯を入れる前から、湯沸かし式の場合は水の段階から入れます。お湯がアルカリイオン温泉のような成分に。肌あたりが柔らかく、全身ポッカポッカ。湯冷めもしにくくなります。

取り替え時期:週に一度の割合で水洗い・乾燥の手入れをして、約3カ月有効。

★除湿・消臭

分量の目安:トイレや自動車の中に置く場合で、炭は約100g。おく場所の広さやにおいの強さに合わせて、量をかげんして。

使い方

炭をそのまま、またはカゴにいれるなどして、においや湿気がたまりやすいところに置きます。カビの発生や結露の予防にも最適。

取り替え時期:置きっぱなしで約3カ月〜半年は効果が持続。効き目が弱くなってきたと感じたら取り替え。

★使い終わった炭

飲料水やごはん、お風呂などに使用した炭は、使い終わったらトイレや押入の除湿・消臭に。備長炭はとても硬く割れにくいのですが、繰り返し使うと半年ほどでやせて割れやすくなります。そうして細かくした炭を、庭や鉢植えの土に混ぜると、植木や花の生長がグンとアップ。また三角コーナーなどの生ゴミに粉状にした炭を振りかけると、イヤなにおいも消えます。


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